星野リゾート界津軽(旧南津軽錦水)青森伝統工芸の津軽こぎん刺しに触れる
前川國男設計の弘前こぎん研究所も訪れましたのでこぎん刺しが青森の伝統工芸品であることは、知りましたが、ここ界津軽のお部屋にもこぎん刺しが添えてあり、実物に触れることができました。
客室の扉を開けますと、廊下が伸びた和風の玄関に感動。
床の間のようにコーナーに飾り床のようなしつらえがなされていて、上からこぎん刺しの織物が下げられていました。
綺麗な文様。室町時代に保温性と強度を保つために衣服に縫われたこぎん刺し。その模様は美しく、色も綺麗です。
右手は洗面所
玄関のあかりには、避難経路が。なかなかのアイデアです。
洗面の充実したアメニティー
鏡の照明もこぎん模様が入ります。
客間の床の間
障子にもこぎん模様が透かして見えます。
私の仕事は衣食住の住む部分ですが、食もやはり奥が深い。
食事の内容も素晴らしいのですが、その盛り付けには芸術を感じます。
ひとつひとつ作り手の想いが込められた料理。感謝して頂きます。
質の高いものを、丁度良い量で提供。考え抜かれたサービスだと思います。
日本に生まれて良かったなーと思える一瞬です。