アルヴァ・アアルト フィンランド国民年金協会 三角の土地に建つ煉瓦と銅板によるオフィスビル
フィンランドヘルシンキにあるアルヴァ・アアルトの設計によるオフィスビルです。
敷地は丁度建物に挟まれた3角形の敷地で、正面に公園とその先の海を臨む環境に計画されました。いくつかの棟を分節化し、地下通路を巧みに使いながら、変化に富んだオフィスビルになっています。
これが環境写真
実にうまく三角の土地に納まっています。道路側は閉鎖的、公園に向かってはオープン
模型による配置計画 公園からは、中庭を介して繋がります
全体模型
アルヴァ・アアルトによるスケッチです。
完成当時の公園側からのファサード写真 こちらからはヒューマンスケールでのアプローチになるように、通路両側の建物を低くしています。
外観は煉瓦と横連窓の開口部による構成
道路側から見て左側のピロティーを持つ建築ゾーン
正面玄関の壁面
2階の開口部上部に銅板葺きによる重厚感のある庇が付きます。ここが正面玄関であることを表すサイン
上部は煉瓦による外観で、低層部は銅板による重心が低い重厚感を感じる外観
そして重い扉が迎えてくれます。