スティーブン・ホール フィンランドヘルシンキ現代美術館 キアズマ 斜路の建築
アメリカの建築家スティーブン・ホールが設計したヘルシンキ現代美術館キアズマ。それは、斜路の建築でした。美術品を鑑賞しながら建物をめぐるわけですが、作品と作品の間の空間である通路や、ふと外部がみられる場所の設定、そして何よりも北欧らしい光の捉え方が素晴らしい美術館です。
催されていたのは、韓国を代表する現代美術作家 チェ・ジョンファ。
まずは、白いトップライトからの光を浴びてスロープを上がります。
NO2の展示室から中へ
そして部屋一杯にチェ・ジョンファの世界が拡がります。
色とりどりの安価なプラスチックのキッチン用品や家電製品がつながったチェ・ジョンファのプラスチックのジャングル
美しさ、はかなさそして大量に消費される現代社会を思わざるをえない作品
外部が覗きます。
そして、エントランスの吹抜け空間を通り、次の展示室へ。
ここからも、入ってきたスロープが見えます。