ヘルシンキ現代美術館キアズマ エルネスト・ネトの世界が拡がる5番展示室
さて、ぐるりの廻りまして、キアズマの最上階にある5番目の展示室に入ります。高い天井は緩やかなカーブを描き、ハイサイドから柔らかい光が展示室全体に注ぎ込まれます。訪れた時は、ブラジルを代表する現代アートの作家エルネスト・ネトの布を用いたダイナミックな展示がされていました。大きな部屋の中にもう一つ布の部屋ができています。形はとても自由で有機的。鑑賞者は、くつを脱いでこの世界に入っていきます。中は、胎内のような不思議と心が落ち着く空間。子供達ははしゃいでいましたが、とても自由で、楽しい展示でした。
斜路を昇ってNO5の展示室へ。
大きな空間にエルネスト・ネオの世界が拡がります。
胎内にいるような不思議な世界
この展示室の奥に進みますと、ライブラリーがあります。
最後1階に戻ってきて、外の水盤を眺めながら、エントランスホールへとたどり着きます。
歩いていても本当に楽しい美術館でした。