フィンランドヘルシンキ 国立図書館 本に囲まれた中央ホール
ヘルシンキ大聖堂と並んで建つフィンランド国立図書館は、大聖堂と同じ設計者であるカール・ルードヴィグ・エンデルによる美しい建物です。堂々とした外観
頂部に円形のドームが見えます。
こちらは、後ろの部分であとで増築された円形状の書庫
まずは、正面玄関から中にはいりますと、本でぎっしり詰まった壁面を持つ、中央ホールが出迎えてくれます。装飾の施されたヴォールト天井にはハイサイドライトからの光が入り、美しく天井を照らしだします。圧倒的な空間。本が詰まったシックで重みを感じる低層部に対して、明るく浮くような天井の構成。宇宙を感じるようなホールです。
外観から見えた頂部のドームからはこのような光が内部に注ぎ込まれます。