真駒内滝野霊園 頭大仏 ありがたみがピークに達するシークエンスの構築 安藤建築

北海道札幌市から地下鉄とバスを乗り継いでたどり着く真駒内滝野霊園 北海道らしい、広大な敷地がひろがります。 そこに、丘があり、仏さんの頭だけがのぞいています。 以前は、大仏さんは、広い平地に鎮座しており、お参りをする人も少なかったとか。 ここに新たな価値を見出すためにはどのような考えがあるのか? 安藤忠雄さんは、大仏を埋めてしまおうという大胆な提案でこの課題を見事に問いてみせました。 緩やかな丘の頂上に頭だけがのぞきます。この丘はラベンダーが植えてあり、季節になると美しい紫の丘に変貌します。 頭大仏 お参りをするにはまず正面から進みます。大仏さんは頭しか見えません。 頭大仏 更に進みますと、コンクリートのゲートと壁 頭大仏 真っ直ぐ進みたいところですが、そこは水盤が待ち構えていて、この水盤の廻りをぐるりと廻りこむデザインになっています。 頭大仏 静かな水の佇まいは、こころを落ち着かせてくれます。 頭大仏 この水盤を見ながら目的地に近づくというシークエンスは、安藤さんの得意とするところ 頭大仏 また水盤の両側には、喫茶ができる休憩スペースとお墓が収めてあります。 頭大仏 そして、大仏さんの正面に。 頭大仏 通路は大仏さんまで真っすぐに伸びて行って大仏さんの足元だけが見えるという仕掛け。 頭大仏 この通路のコンクリートはリブ構造。美しい。 頭大仏 そして、いよいよ大仏さんの足元へ。 頭大仏 天井は、空いていて丸い開口から光が注ぎ込むというドラマチックな仕掛け。