ハノイの道は、バイクで埋まる
都市には公共の移動手段が必要だとつくづく感じました。急成長を続けるベトナムですが、都市の交通手段は、もっぱらバイク。ほんの数年前までは、そのバイクにお父さん、お母さん、子供3人ぐらいが一緒に乗って移動する光景が見られたようですが、今は高度成長もあり、ほとんどが1人乗り。鉄道がないので、ほとんどの市民の移動にはバイクが使われています。したがってそのバイクの量は半端なく多い。車もここ数年増加傾向にあり、車とバイクがひっきりなしに朝から晩まで、道路を走っています。もちろん騒音や排気ガスによる汚染もひどい。ハノイでは、バイクを減らすため、バイクにたいして税金を増やしたり、都心部に入る為にお金をとる政策も立ち上げましたが、猛反対で実現していません。地下鉄を作るにも、まだまだ経済的に難しいそうです。しかし、このラッシュ解消には地下鉄しかないでしょう。
歩行者は横断に命がけ。
確かにバイクによる事故が多く、最近バイクのヘルメットが義務になったそうです。
逆走あり、歩道走行あり。でもなかなか皆上手。緊張して運転しているので、居眠りはまずありえませんし、思ったほど事故も少ない。