ル・コルビジェ スイス学生会館(1)
パリの大学都市に1930年に建てられたスイス学生の為の学生住宅
ピロティーにより持ち上げられた建物ですが、そのファサードには、外付けブラインドがあり(省エネルギー)、しかもサッシが引き戸なのですが、わざわざ引き違いにしないで、僅かなFIX部分のサッシを付け、あくまでもデザイン上は面が同一で、開く部分のみが一段段差がつくようにしています。
シャープなデザイン
こちら側に学生の部屋が並びます。今から80年も前の建物ですが、全く古さは感じません。というか、この当時からどれだけ今の建築が成長しているのか・・・もっと頑張らんといかんです。
反対側のファサード。手前がエントランスのホール部分で、横に付く階段室はガラスブロックの開口部を持ち、垂直方向を強調しています。
階段室内部 機械的でしびれます。