フランクロイドライト 帝国ホテルライト館 ロビーを彩る光の籠
ロビーです。
両サイドの開口部から光がホールに注がれて、息をのむ空間が広がります。3層の吹抜け空間
奥の1階には客室棟に行くブリッジがつながっていました。右がエントランス・ホワイェ
2階はギャラリー。2階右側にはティーバルコニー。3階はアッパーギャラリーが回り込み、左赤いカーテンのところから先が図書室になっていました。
スラブがはね出して、そこからホールを見下ろせるようになっています。
こちらはエントランスホワイェ側を見たもの。正面玄関扉の両側がフロントでした。
2階がティーバルコニー。3階はアッパー・ギャラリー
ロビー空間では、この光の籠の柱がまず目に飛び込んできます。
構造柱にビルトインされた照明を入れ、その廻りを大谷石とタイルで囲んでデザインされた光の籠
そのディテールはすさまじいものです。
特注タイルを連続させてそれを彫刻が施された大谷石のブロックで囲む。
人が移動することで、光の見え方が異なるように、堀が深く陰影がはっきりわかるようなデザイン。
見ていて飽きがきません。