木造の本物の船が並ぶ博物館 海の博物館 

木造の建物の中にコンクリートのプレキャスト梁で作られた建物があります。 ここには、沢山の木造の船が現役を引退し、陳列されています。それも相当な数です。ちょっと前までは、船大工さんが作っていた木造船。水平垂直の家の構造と […]

海の博物館 大断面木造集成材による美しい屋根構造

何と言いましても、海の博物館の醍醐味は、屋根の美しい木構造を表した天井です。集成材トラスにより、連続した梁がリズミカルに並び、棟に開けられたトップライトからの光で、構造材が美しく照らし出されます。やはり内藤さんが渾身の […]

伊勢志摩 海の博物館 浮いている玄関庇

約20年ぶりぐらいに訪れました海の博物館。木造の集成材をそのまま構造材として綺麗に表現した建築の代表作。設計は、内藤廣氏。内藤さんの代表作でもあります。焼杉の外壁、単純な切妻屋根。低い開口部と美しい構造材。内部は大空間で […]

優しい手触りの階段  村野藤吾 志摩観光ホテル

村野さんの階段はこれまでいくつも見てきましたが、この志摩観光ホテルの階段もまた村野さんらしいデザインでした。そして、多くの人が触る階段手すりはとても柔らかい感触の優しい手すりでした。 これは吹抜けの階段 内部階段 優 […]

太い木の柱と梁で構成された力強い空間 志摩観光ホテル 村野藤吾

何と言いましても、太い柱、そして自然の形態をそのままデザインとして表した太い梁で、固められたこの吹抜け空間は、訪れる人の心に訴える力があります。どうだ!と建築が主張するのではなく、あくまでも控えめながら、じっくり見ま […]

サミットワーキングランチとして用いられた和紙の光る壁で囲まれたコーナー

今回の新しい改修で作られたのが、和紙を用いた光る壁。日本の伝統と照明器具そして壁としての機能を持たせた美しい壁でした。 木造の建築空間にも見事にフィットし、お互いを高めあう効果も生みだしています。 このコーナーでは昼食会 […]

志摩観光ホテル 将校集会所を移転、改修したホテル

志摩観光ホテルのスタートは昭和26年。その際、物資不足もあり、村野藤吾が設計した鈴鹿にあった将校集会所をそのまま解体、移築してホテルとしてスタートしました。その記念すべき将校集会所は、今の健全。ホテルのバー、そしてG7の […]

志摩観光ホテル 軽快な屋根が重なる外観デザイン 村野藤吾

久しぶりに志摩観光ホテルを訪れました。村野藤吾が設計した高層ホテルです。西、東館からなっていましたが、今は東館が残り、サミットを機会にリニューアルされました。 外観は、村野デザインがしっかり残っています。各階に設けら […]

情報を共有し、未来につなげる  明治生命館

改修・修復工事では、その建物を建てた当時の技術や職人の技、時代背景も含めてすべたが今へとつながる膨大な資料が出てきます。その資料をすべて公にして、訪問した人が誰でもみれるようにとまとめられた部屋がこの部屋。 パソコンには […]

アーチの開口部が並ぶ、2階のホワイエ  明治生命館

ホールの2階ホワイエがまた素晴らしいのです。 私は、直線よりも有機的な曲線が好きですが、この2階ホワイエから客席に入る開口部なんぞは、本当に好感がもてます。優しい感じが良いんですよ。 まずは、上階ホワイエに登る階段 これ […]

格式高くかつドラマチックなホール 明治生命館

最上階にある2層のホールです。 広いホワイエ、マホガニーの本物の木材をふんだんに用いたエントランス部分内装、数段階段を昇る、気持ちが高翔する仕掛け。 ホールに入る前の天井の低さと入ってから一気に拡がる開放感。 天井シャン […]