立体的な半外部デッキ空間 玉川高島屋
ここは、上から見ていると楽しいです。なんせ立体的に人が動いているのを見るのはこんな空間であればこそ。 京都のJR駅の膨大な人の動きには及びませんが、ダイナミックな空間は大きな規模の建築であればこそできるものです。
屋上緑化もここまできたら綺麗。玉川高島屋
20年ぶりぐらいで玉川高島屋に行きました。改修されてからは初めて。 ここの屋上とそれに繫がる半外部デッキがすぐれものです。 屋上庭園も、高い木が植わり、木陰ができてその中で老夫婦が本を読んだりしていて、なかなか地域に溶 […]
京都の伏見城の掘を想像させるガーデニング
日本の庭は、奥が深く、学ぶものはまだまだ沢山あります。 この石垣の手前には川を作り、やや高いところから水を落として滝とし、入口あたりはその水の音が心地よく聞こえます。 わずかな奥行きの中で遠近感を出して、拡がりを感じさせ […]
視界を遮ることで奥行きのある空間を想像させる通路
この通路ですが、壁は以前書きました焼き杉。 見通しがきくのですが、一度壁が出てきてわざと折れ曲がるように通路が設けられています。 ちょっとした事ですが、何だか先にある物への興味が沸き、ワクワクしますよね。 建築ってそのワ […]
竹の竪樋
屋根から雨を地上に落とす樋ですが、外壁に直に現れるのでその位置と形はいつも悩むところです。 その点、この竹の樋なんて何とお洒落でしょう。 自然素材は、見ていて美しく、溶け込みます。でも耐久年数が問題。 この竪樋ですが、毎 […]
尾形光琳屋敷の庭
こちらがお庭。 玄関から入り、外の縁側を歩いてまた中に入ります。 その縁側からは、美しくシンプルな庭が見えます。
表裏のある壁
この壁は、表-庭側と裏-通路側で仕上げがことなるのですが、どちらも美しく、それぞれの場にマッチした仕上げになっています。 こちらが庭側 こちらが通路側 一つの壁で2つの場を楽しめます。
90度折れ曲がる雨戸
雨戸は、日本建築にはなくてはならないものですが、雨戸をしまう戸袋はどうしてもデザイン上邪魔で、できる限り小さく見せたくない。・・・そんな思いは昔も今も変わらないのでしょう。ここの雨戸は、真直ぐ走ってきてコーナーで90 […]
尾形光琳屋敷 高い天井の土間・台所
高い天井のある台所土間空間 そこにある高窓 どうやって開け閉めするのでしょう。 滑車が付いていて、紐で操作する上げ下げ戸でした。 これなら高い開口部でも簡単操作です。 こんな装置は出来る限りシンプルが良いのです。操作し […]
尾形光琳屋敷 質素だけど素敵な玄関
MOA美術館に復元された画家の尾形光琳屋敷。監修は、巨匠堀口捨己氏 美しい木造の建築ですが、まず驚くのが玄関。 通り過ぎてしまいそうな質素な入口。でもよくよく見るとなかなか凝ってます。 床、天井が竹を上手くデザインさ […]
MOA美術館 茶の庭
MOA美術館は、砂岩の建物だけと思っていましたが、少し歩いたところに光琳屋敷が復元されていたり、茶室が作られていたりと、なかなか目の保養になる場がありました。 こちらは、お茶の庭へのアプローチ 硬い石の床と、柔らかい緑が […]
MOA美術館 黄金の茶室
これが黄金の茶室 ありましたMOA美術館に。 秀吉が作った黄金の茶室というと、司馬遼太郎等の小説の世界で想像していましたがこんな感じだったのでしょうかね。 なんとも豪華ではありますが、この展示ではその良さがいま一つ解りま […]