旧大社駅 木造経年変化の美しさ
シンメトリーな外観です。正面が入口 中に入りますと、まずは駅員さんのいる切符売り場スペースが目に飛び込んできます。 大きな構内に張り出したこの売り場は、デザイン上最も力が入った部分 経年変化による木の色具合が最高に […]
旧大社駅 木造大規模駅舎
今では使われなくなった旧国鉄の大社駅を見に行きました。 柱や梁は外部に出て、その間を漆喰の壁が埋まるという真壁構造。今まで建築基準法で、外部防火構造の地域ではなかなか出来ませんでしたがここにきて、できるようになりました。 […]
襖は、京都の唐長の襖で決まり! 足立美術館
和風建築の仕上げは、質素で落着いた自然素材ですが、唯一襖は、色が付き華やかさを演出し、空間にめりはりをつけられる装置です。 和風建築は、もともと縦の空間の拡がりでは無く、水平に次から次へと場が移動し、庭と一体となって外部 […]
月のあかりを連想させる丸窓 足立美術館
丸く空けられた下地窓の前に障子をもってきますと、ほのかな外部の光が丸い形状を柔らかく表現して、和みの空間を作ります。 月のような優しいひかりです。 窓の外にも植木を施すことで、風に揺れる影を室内から眺められます。
足立美術館茶室の四季の丸窓
和室8畳には桂離宮笑意軒で見られる四季の窓と呼ばれる下地窓が付けられていました。 壁の下地をそのまま表した下地窓 障子の上の垂れ壁部分に円形の下地窓がリズミカルに並びます。 庭とのつながりも見事です。
足立美術館 三畳台目茶室 桂離宮松琴亭茶室の写し
三畳台目という大きさの茶室。三畳の畳と一畳の3/4の大きさの台目という畳で構成されたもので、京都桂離宮の松琴亭茶室と同じ作りです。 本家の茶室は8つの窓があることから八窓の席と呼ばれています。 庭側の開口とにじり口 主人 […]
足立美術館 庭と一つになった茶室寿立庵
足立美術館には茶室がしつらえてあり、美しい庭を見ながら抹茶を頂きました。この茶室は、桂離宮の松琴亭の茶室等の写しがあり、実際に座ってみて茶室空間を体感できます。 まずはその導入部から。 何と言いましても玄関までの道が長い […]
白砂青松庭 足立美術館
真ん中の池を中心にして右に男性的な黒松を砂の上に植え、左に女性的な赤松を植えた横山大観画伯白砂青松庭を体現させたもの。 松の木が本当に美しい絶妙なバランスで植えられています。
庭を絵とし、建物の窓枠を額縁とした和室 足立美術館
建物の開口部を額縁としてそこから見る景色を絵とするなんて良く使いますが、ここ足立美術館の額縁と絵は、真さに本物です。 暗い室内から見ますと、庭が浮き出し、本当の風景画のように見えます。 植木の配置、開口の位置が完璧。考え […]
最高に美しい日本庭園 足立美術館
庭園の素晴らしさと横山大観のの収蔵で有名な足立美術館に行きました。 確かに庭園は綺麗で、まるで日本画を見るが如しでした。毎日職員の人と植木屋さんが砂を掃き清め、絵に描いたような完璧な美しさを保っています。 手入れも行き届 […]
東光園 屋上シェル構造屋根のレストラン
水平・垂直の形態の中で最上階のシェル構造の屋根の部分が、一つのアイキャッチになっています。 ここは、最上階のレストランです。 すごい梁がそのままデザインされています。 バルコニーに出れば、目の前が美しい日本海。歩い […]
東光園 像の鼻、くじらの背中のような面白い形態
本館と新館は、空中のブリッジで繫がれていますが、その下の1階部分は、お土産品や喫茶となっています。 その1階共用部の屋根がこれまた面白い。 黒い防水のままの屋根なんですが、像の鼻というかくじらの背中のように黒くうねってい […]