京都宝ヶ池プリンスホテル キノコ型のシャンデリア

円形のアプローチに沿って行きますと、エントランスがあります。 中に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、大きなシャンデリア 吹抜け空間を照らすように柱廻りに配置。 このキノコ型の照明器具が、ホテルであるこの建物のエントラ […]

京都宝ヶ池プリンスホテル 有機的な建築

宝ヶ池のプリンスホテルです。設計は村野藤吾。独特の有機的な形態。優しく気品ある色使い。円形の外観と、エントランスに伸びる壁との融合。 やっぱり村野さんの建築は生きているみたいで面白い。 入り口からホテルエントランスに向か […]

石は積むものでなくて貼るもの。建築家村野藤吾の世界

建築家村野藤吾設計の箱根プリンスに立ち寄りました。ホールの素晴らしい意匠と空間は有名で、以前プログでも書きましたが、今回はロビー横にある喫茶から見た腰壁の石を見て感動した話。 私が石を壁の仕上げとして使う時、まず考えるの […]

出雲大社庁の舎 菊竹建築の力強い造形

いよいよ出雲大社ですが、入口入って左にこの庁の舎があります。建物はコンクリート造ですが、木造の出雲大社にすっきりと溶け込んだデザインです。 大きな2本の梁がそのまま露出し、斜めのルーバーが、外観を特徴付けています。設 […]

東光園 屋上シェル構造屋根のレストラン

水平・垂直の形態の中で最上階のシェル構造の屋根の部分が、一つのアイキャッチになっています。 ここは、最上階のレストランです。 すごい梁がそのままデザインされています。 バルコニーに出れば、目の前が美しい日本海。歩い […]

東光園 像の鼻、くじらの背中のような面白い形態

本館と新館は、空中のブリッジで繫がれていますが、その下の1階部分は、お土産品や喫茶となっています。 その1階共用部の屋根がこれまた面白い。 黒い防水のままの屋根なんですが、像の鼻というかくじらの背中のように黒くうねってい […]

東光園 階段室やエレベーターシャフトのバランスが完璧な庭側外観

ホテルロビーから庭に出て、建物を見てみました。 こちらは、正面の外観と異なり、左側に階段室とエレベーターシャフトの塊を持ちます。ここしかないだろうという配置と、美しいプロポーションにしばし見入ってしまいました。 […]

東光園 風が抜ける空中庭園

外観上、非常に大切な要素が、この4階の空中庭園です。 4階のスリットがあることで、構造がここで変わることが外からも良くわかりますし、外観のプロポーション上も分節による美しいプロポーションが生まれています。 4階空 […]

東光園 構造の迫力をそのまま表現したホテルロビー

それでは、中へと入ります。 シンプルな扉。低い天井の風除け空間から一気に2階吹抜けの大空間へと導かれます。 吹抜けの大空間。目の前に大きく開いた開口部から外の景色が一杯に目に飛び込んできます。 外は広い庭園と温泉が一つ […]

鳥取県皆生温泉 東光園 建築家菊竹清訓の力作

島根県の出雲に一泊で行ってきました。 隣の鳥取県米子の皆生温泉にある建築家菊竹清訓の代表作ホテル東光園に立寄りました。 コンクリートの力強いフレームと宙に浮く客室。テントのようなシュル構造の最上階レストランと階段室。 新 […]

江戸東京博物館で、菊竹清訓巡礼の講演会を聞く

建築家菊竹清訓の設計した江戸東京博物館の1階ホールでの講演会に行ってきました。ご本人は一昨年に亡くなられましたが、多くの建築が残り、今も大切に使われ続けています。また、菊竹事務所から巣立った多くの建築家の中には、伊藤豊雄 […]