土浦亀城自邸 白い都市型モダニズム建築の代表作
目黒と恵比寿の真ん中ぐらいに位置するモダニズムの建築家土浦亀城の自邸。 今まで見に行こうと思いながら、ここに到ってしまいました。 完成は1935年。日本における初めての都市型モダニズム住宅。 建築家土浦亀城は、フランクロ […]
照明器具もライト 自由学園明日館 婦人の友社からこぼれる光も暖かい
フランクロイドライト設計の自由学園明日館では、夜間に建築や絵画、音楽、落語、コーラス等いろいろなセミナーが行われています。 僕は日本建築史や、西洋建築史、ライトに関しての講義を受けましたが、どの講義も先生方の専門性が非常 […]
アントニン・レーモンド 軽井沢の夏の家 スロープと逆三角形の屋根が織りなす流れのある空間
軽井沢のタリアセンにあるペンネ美術館。この水平に長い建物は、建築家アントニン・レーモンドの設計でレーモンド事務所が夏の事務所として使っていた夏の家を、ここに移築したものです。 アントニン・レーモンドはフランクロイドライト […]
中禅寺湖 イタリア大使館別荘副邸 自然を満喫する小住宅
中禅寺湖イタリア大使館別荘の本邸のすぐ近くに建設された副邸。 少し丘に登ったところに配置。 自然の中に溶け込む姿が美しい こちらは、玄関側。 暖炉の煙突とその廻りの自然石積みの壁が良いですね。 外壁は本邸と同じ杉皮。 綺 […]
中禅寺湖 イタリア大使館別荘(3) 杉皮で囲まれた階段室
杉皮の壁と天井で囲まれた2階へ上がる階段部分です。 これだけ同じ材料で囲まれていると、通常はちょっと息が詰まる感じですが、 杉皮という天然の素材であることと、ひとつひとつのパーツが大きくないので、表情が豊かなことで、優し […]
中禅寺湖イタリア大使館別荘(2) 杉皮の天井・壁
アントニン・レーモンドが設計した中禅寺湖イタリア大使館別荘の目をひくのは開放的なプランだけではありません。 その内装に薄い杉の皮が用いられていること。 なかなか内装として考えつかない杉皮なんですが、その杉皮を様々な模様に […]
日光中禅寺湖 イタリア大使館別荘 湖とつながる広い縁側
日光は、外国人の避暑地であったため、大使館も夏の間、ここに移って仕事をしたそうです。 今でも残るのが、このイタリア大使館別荘。 設計は、アントニン・レーモンド。 大きく開いた中禅寺湖に対して、建物を横方向に広くとり、湖に […]
遠藤新 藤沢旧近藤邸 コーナーの開口部をデザインする
部屋の角。コーナー部分に開口部を設けることで、内部から外部を見たとき、視界が大きく開かれるので、 部屋事態の拡がりを感じることができます。 2つの壁につくサッシを例えば片側サッシを出窓タイプとすれば、より懐が大きくなり、 […]
遠藤新 藤沢市旧近藤邸 モダン和室
リビングの先にある和室 リビングと和室は、壁ではなくて、デザインされた開口部で仕切られます。 格子をデザインした窓なので、これだとリビング側からも和室側からも、気配は感じますが、中がよく見えないのである程度のプライバシー […]
遠藤新 藤沢市旧近藤邸 暖炉を備えた開放的で和モダンのリビング空間
それでは、旧近藤邸の中へと進んでいきます。 玄関の扉は、ガラスと板の市松模様のようにデザインされた大きな両開きの玄関扉。 入りますと、片側に座ったり、荷物を置くことができるベンチ風の棚があります。 正面は、庭へと抜ける、 […]
遠藤新 藤沢市 旧近藤邸
神奈川県藤沢市の市民会館の庭に、建築家遠藤新が設計した住宅「旧近藤邸」が移築され、現在は、カフェとして利用されています。 大きな広い高原に水平性を強調した「プレーリーハウス(草原住宅)」デザインで、アメリカ建築界に旋風 […]
フランクロイドライト 帝国ホテルライト館 中2階のラウンジが空間に奥行をもたらす。
ロビーの椅子に座りますと、大谷石とテラコッタタイル、光の籠の柱で囲まれた重厚な感じをするものの、奥が深く、視界が奥の方まで通っていくので、 囲まれた安心感をもちつつ、伸び伸びとした拡がりを感じることができます。椅子も低く […]