ストックホルム市庁舎 青の間と呼ばれる吹抜け大ホール

アーケードをくぐり、目の前の吹き抜け大空間に感動します。これがノーベル賞受賞晩餐会が行われるホール青の間です。なぜ青の間と呼ばれるか。設計者であるラグナル・エストベリはこの大きなホールを設計する際、水の都ストックホルムが […]

ストックホルム市庁舎 スウェーデン建築家 ラグナル・エストベリ設計の汗と涙の大建築

ストックホルムで最も有名な建築はこのラグナル・エストベリ設計の市庁舎であることは間違いありません。そもそもここには裁判所が計画されていて、そのコンペにおいてエストベリの大きな中庭を持つ案が選ばれました。その案のすばらしさ […]

ストックホルム 刑務所を改修したホテル ラングホルメンホテル

建物の機能がなくなり、その用を全うした建物。日本ですと、解体し、また新しい建物にというのが多くの建築の辿る運命ですが、このストックホルムでは市民運動が起こり、簡単には解体させません。そして大切に建物を使うという精神も市民 […]

ストックホルム 水と森 そして多くの島からなる街 

とにかく海が湖のように静かなんです。 ストックホルムの丘の上から見た街並み 太陽が当たるのが旧市街ガムラスタン 近辺の住宅には暖炉の煙突 夏を待ちわびた人々は、船で遊び、別荘に行き、自然の中に身をゆだねるそうです。

フィンランドとスウェーデンを結ぶ船の旅 

フィンランドとスウェーデンを結ぶのは大きなフェリーです。ここで1泊。 客室はプライベートな客室で、トイレ、ソファー、ベッド、そして外が眺められる丸窓がありコンパクトながら居心地良い空間でした。 沢山の入江からなる国 […]

フィンランドに残る最古のお城 トゥルク城

建築旅行でのフィンランドの最後は、トゥルク城。 フィンランドに残るお城跡で、最古のものだそうです。 トゥルクは、近世までフィンランドの首都であり、このお城が建てられた時代はスウェーデン領でした。都市の要塞として建て […]

アルヴァ・アアルト パイオミのサナトリウム シースルーエレベーター

今なら大きな事務所や、店舗ビルではよく見かけるようになった外が見えるエレベーターですが、このアルヴァ・アアルトが設計したパイオミのサナトリウムにおいても高層棟の一番端のところに外が見えるシースルーエレベーターが設 […]

アルヴァ・アアルト パイオミのサナトリウム 患者の気持ちになった考えつくされた病室

1日の大半を過ごす病室は、患者さんにとっては一つの家みたいなもんですが、ここでもアルヴァ・アアルトは、あくまでも患者さんの目線で設計を行っています。 ベッドに寝た状態で、天井の光が優しく感じるように、そして窓の外の […]

アルヴァ・アアルト パイオミのサナトリウム 太陽の光を身体一杯に浴びるテラス

結核患者にとっては美味しい新鮮な空気と太陽の光にあたることが何よりの治療になるのですが、ここパイオミのサナトリウムでもその太陽を一杯あたるテラスが最上階に設けられました。 パイオミのサナトリウム建設当時の写真 屋上の曲面 […]

アルヴァ・アアルト パイオミのサナトリウム 明るい吹抜けの食堂

食事は、診療所の患者にとって最も楽しみにしている一つ。 この建物の一番容積として沢山とられた場所がこの吹抜けの食堂です。 大きな2層分のガラス窓からは朝の光がふんだんに採りこまれ、いつも明るい場所となっています。 外か […]

アルヴァ・アアルト パイオミのサナトリウム 優しい曲面の黄色い廊下

玄関に向かいます。 訪問客を迎えてくれるのは、ムーミンのような柔らかい有機的な形をした大庇です。マイレア邸にも同じような形の庇がありましたが、これは、アルヴァ・アアルトの好きな造形。優しく人を迎えます。また療養生活とい […]

アルヴァ・アアルト パイオミのサナトリウム 管理部門の面白い造形

アルヴァ・アアルトのパイオミのサナトリウムとして紹介される外観は、玄関部分の扇形平面と、高層棟の患者診療室のところが多いのですが、管理部門の外観もアルヴァ・アアルトらしい手のひらを伸ばしたような平面計画が垣間見られ楽 […]