竹の中庭を楕円の建物が囲む 牧野富太郎記念館本館

牧野富太郎記念館は、本館と展示館の二つの建物からなり、その間を長い回廊でつなげています。本館には牧野富太郎の蔵書をはじめ、植物学の研究施設などが入ります。楕円の建物の真ん中は、中庭になっていて、まっすぐに伸びる竹林になっ […]

植物が好きになる牧野富太郎記念館

高知で、次に訪れたのは植物分類学の父である牧野富太郎の業績を顕彰するために開園した高知県立牧野植物園です。この中に建築家内藤廣氏設計の牧野富太郎記念館があります。 まずはエントランス。 美しいオカメザサの刈り込みが目に […]

水の音がかすかに聞こえる心落ち着く納骨堂 竹林寺納骨堂

内部へと入っていきます。 スロープを下ります。真ん中が廊下で、両側に納骨堂。真ん中あたりに入口があり、中に入って亡くなった方にお参りします。屋根からのかすかな間接光が廊下をほのかに明るくします。正面の壁は杉板。その両側 […]

竹林寺納骨堂の低い屋根がかかる半外部空間

さて、中に入っていきます。まず、本堂の中に入る前にこの柱と屋根で構成された半外部の空間へ。そこは、ストックホルムで見たアスプルンドの森の礼拝堂を彷彿させる場でありました。亡くなった人と会う前に、ここで少し間を置く。廻 […]

四国霊場第31番札所竹林寺の納骨堂を訪ねる。気持ちが変わるアプローチ

四国の高知県にやってきました。高地市にあるお遍路さんが訪れる四国霊場31番札所竹林寺にまずは行ってみました。あいにくの雨空ですが、それだけに雰囲気がある場所です。 まずは門をくぐりますが、これがまた遠近感、階段のずれた配 […]

豊島横尾館 横尾忠則の生と死の館

豊島で一番新しいアートがこの横尾館 色ガラスの向こうには枯山水の庭が拡がりますが、石が赤く塗られ、池はブルーとイエローのモザイクタイルとかなりけばけばしいものですが、色ガラスを通してみるとそこはモノトーンの世界に変わりま […]

豊島ビッグバンブーという作品の凄さ

竹はその強さから東南アジアでは今でも足場材といて使われています。中国でも超高層建物の建築現場でさえ竹の足場ですから、そおしなる強さは相当なものです。この竹を用いた作品が豊島にもあり、このビッグバンブーがそれ。竹の林の中に […]

豊島美術館 内藤礼・西沢立衛の五感を活性化させる空間

続いて豊島へ行きました。島にはほとんど交通機関がないので電動付自転車を借りてサイクリング。この方法が最も楽しく、島の景色や空気を感じることができます。で、豊島美術館に到着。最近では最も見てみたい建築の一つでしたので、見れ […]

海の水平ラインをそのまま建築に繋げたSANAA海の駅直島

高松から船で直島に着くとまず目にとまるのが、海の駅直島です。 海の水平線をそのまま陸へとつなぐような真っ直ぐな屋根。 その屋根が地面から浮いているような印象をうけるのは、支えている柱が極めて細いのと、構造となる壁には鏡( […]

ベネッセミュージアム 風景を切り取る壁

日本はむかしから木の文化であり、木を利用した開放的でフレキシブルな水平に拡がる空間がどこにでもありますが、壁という文化は近代建築以降に多く使われた要素であり、その壁の存在を大いに皆に解らせたのが安藤建築ではないでしょうか […]

ベネッセハウス 海を臨むレストラン

こちらは、海岸沿いに設けられたレストラン。 平面は単純な長方形、屋根は切妻で単純な外観ですが、宿泊棟と同じシンプルで力強い木造の架構が並び、整然とした美を感じることができます。 レストラン前のテラスからは、こんな感じで海 […]

水とコンクリートのベネッセハウスパーク

こちらがホテルの玄関ホール 廊下の空間 いくつかの建物が通路でつながれていて、内部をあるいているといつの間にか外部に出たり、いろいろ考えてます。 基本コンクリート打ち放しの壁、そして水盤 コンクリートの門型フレームの向こ […]