ルイスカーン ソーク生物学研究所 さりげないディテールが建物全体を印象づける

建築においてディテールは建物全体コンセプトに通じる極めて重要なパーツなわけですが、細かく繊細になればなるほど、そこに目がいって全体印象が薄れ、下手をするとごちゃごちゃ感一杯な建物になってしまいがちです。 されげなく、し […]

ルイスカーン ソーク生物学研究所 重厚な木製家具

私は骨太な建築が好きです。それは、外観も内観、インテリアも含めて。 カーンの建築は、大地にしっかり足を下した建物で、その安定感により、こちらも何となく安心感を感じます。外観デザインの素晴らしさもさることながら内部のインテ […]

ルイスカーン ソーク生物学研究所 1層分の設備スペース

研究室の上には、設備配管の為のスペースが必要ですが、ここではしっかり1層分のスペースが用意されています。研究・実験内容も時代と共に変化しますし、設備更新も必要。この階は設備のためだけに設けられております。 研究・実験室は […]

ルイスカーン ソーク生物学研究所 はめ込まれたチークの開口部パネル

コンクリート打ち放しと木パネル。いずれも素材そのもの仕上げとして使っているので、経年変化してもその良さは失われる事はありません。しかし完成して60年近く経つのに部分によってはチークの木の色がそのまま残っているのは何故でし […]

ルイスカーン ソーク生物学研究所2 コンクリートと木の外観

ソーク生物学研究所は、実際にできたこの研究棟以外にも研究者の為の宿泊棟や、会議・集会・図書館棟が計画された壮大なものでした。かなりのエネルギーを費やしこのソークはできたわけで、その完成度の高さは60年近く経った今でも変わ […]

ルイスカーン ソーク生物学研究所 空に向けてのファサード

ルイス・カーンは、私の最も好きな建築家の一人ですが、その建物のひとつソーク生物学研究所を見に来ました。20数年前はじめて訪れた時の感動は、今でも想い出します。 コンクリート打ち放しの造形、仕上げの美しさと開口部にはめ込ま […]

ブラッドベリービル 今回も時間切れで見れませんでした

ブラッドベリービル。 映画ブレードランナーの中でも用いられた内部の吹抜け空間は、職人の技の宝庫です。 この歴史ある外観もさることながら内部はとても緻密な世界 しかーし、到着5分前に扉がロック! これしか見れませんでした。 […]

重厚感があり歴史を感じるロサンゼルスミレニアムビルトモアホテル

ロサンゼルスの宿泊は、歴史あるミレミアムビルトモアホテルでした。 ヨーロッパの建築を彷彿する重厚感一杯のホテル 日本では無いですねー。 玄関を入るとこのロビー空間が拡がります。 天井の照明が綺麗で、インテリアもどっしり […]

ロサンゼルス現代美術館 磯崎新

1987年磯崎新設計の現代美術館 丁度できたころに一度訪れた事があり、20年ぶりぐらいのご対面です。 砂岩である赤いインデアン・ストーンの外観とピラミッドのガラストップライトはいまでも健在。十分な存在感があります。 地下 […]

ラファエル・モネオ3 天使のマリア大聖堂 光の十字架

外観では何となく野暮ったさが気になった十字架のガラス部分は内部ではどんな風になっているのか楽しみでした。 これがその部分。 十字架の廻りのガラスから光が入り、見事な象徴となっていました。 大きな聖堂ですが、間が抜けること […]

ラファエル・モネオ2 天使のマリア大聖堂 光が天から注ぐ

大きな扉を空けますと、ずっとまっすぐに伸びる廊下があります。 天井と壁のスリット照明に沿って奥へ奥へと進みます。 突き当りまで行き、振りかえりますと、ドーンと大空間が目の前に拡がります。 一瞬息が止まる美しさ。 空間がと […]

ラファエル・モネオ 天使のマリア大聖堂 ロサンゼルス

続いて訪れましたのが、ディズニーホールの近くにある大聖堂。スペインの建築家 ラファエル・モネオの設計したローマカトリック教会です。6000人を収容できる大聖堂ということで、とにかく外廻りが大きい。 コンクリート打ち放しの […]