東山魁夷せとうち美術館 海と橋を見ながら絵画鑑賞の余韻に浸る

谷口さんの歩きやすい動線計画に沿いながら絵画を鑑賞し、最後に出てくるのがこのレストランスペースです。 海に開かれたレストランで、瀬戸内大橋を眺めながら絵画の印象を味わう。ゆっくりとした時間を持つことができる贅沢なスペース […]

香川県立東山魁夷せとうち美術館 谷口吉生氏のミニマム建築

東山魁夷せとうち美術館にいきました。 画伯の絵の中に緑の中に一本の道が伸びている絵があるのですが、そんな絵を連想させる美術館への動線でした。 建物は四角い建物で、石とコンクリートとガラスのシンプルな構成です。 谷口さんの […]

猪熊弦一郎美術館 水の音とイサムノグチの彫刻

展示室を出て、半外部の階段を昇っていきますと、水の音が響いてきます。 屋上の広場は、壁面が滝になっていて水の心地よい音がコンクリート壁で囲まれた中庭空間に響きます。そこに絶妙の位置に置かれたイサムノグチの彫刻。 水の音が […]

丸亀市猪熊弦一郎美術館 透明感が際立つ谷口作品

内部に入りますと、そのミニマリズムの空間が更に冴えわたっています。 細かなディテールが主張することがなく、あくまでも単線と面の構成に徹したデザイン。主張しないディテールにするためには隠された技が沢山あって、その技術力と徹 […]

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 門型のフレームが街を切り取る

丸亀市の猪熊弦一郎美術館にきました。設計は谷口吉生氏。ミニマムモダーンといえば谷口さんにおよぶ人はいないのではないでしょうか。洗練された都会的なデザイン。研ぎ澄まされた極限のディテール。作品や人を引き立たせるカラーデザイ […]

この壁は結界ではなく間の壁である安藤忠雄設計の福武ホール

壁といえば、ものとものを区切るもの。建物の重さをしっかりと地面に伝え、それに耐えうる強度を持つもの。 環境と環境を分ける一つの結界としての役割が多いのですが、この福武ホールの壁は結界ではなく、間であると安藤忠雄氏は設計コ […]

東大福武ホールの壁

ドーンと厚い存在感のある壁。 これだけコンセプチュアルに壁をストレートに表現できるのはやはり安藤忠雄氏の力量です。 多くの来場者と学生でにぎわう通路と壁を隔てた反対側は静かな空間がありました。 建物の多くは地下に潜り、道 […]

桑名 はまぐりプラザ

三重県桑名市に墓参りに行ってきました。墓参りを終えたあとで、桑名名物のハマグリを頂きにハマグリプラザに行きました。 外壁は木が貼ってあって、会館と食堂と事務所が一つになった建物。 ホールでは、桑名のハマグリの歴史が展示さ […]

浅草観光センター

浅草の雷門のすぐ近くに建つ浅草観光センター。設計は隈研吾氏。 いくつかの家型を微妙にずらしながら積み上げたデザイン。 家型をいくつか重ねて設計したのはヘルツォーグ&ド・ムーロン設計の家具ショールームが最初で、その時は面食 […]

東京倶楽部 洗練されたミニマムなファサード

六本木ガーデンテラスの近くにある東京倶楽部。設計は谷口吉生氏。どこまでも洗練されたデザインで、いつも感動させてもらいます。一見簡単そうに見えて、このシャープでかつミニマムなデザインは、裏に優れたディテール技術があればこそ […]

東京三菱UFJ荻窪支店 安藤建築

荻窪駅周辺の散策をしました。まずは、駅南口すぐにある東京三菱UFJ銀行。設計は安藤忠雄氏。打ち放しとアスロック板、ガラスの構成の建築ですが、上部は円形のガラスカーテンウォールになっています。 どこから見ても他の建物とは違 […]

国際芸術センター青森

若いアーチストが寝泊りして、作業して互いに刺激を与えながら更に作品作りに没頭する。そんな光景が浮かぶような建物でした。ここから新しい芸術家が誕生していくでしょう。 このような施設がもっとあちらこちらにあっても良いではない […]