鎌倉文学館

鎌倉文学館は、旧前田侯爵家の別邸でした。洋風、和風の混在した建物です。入口の門から入ると、一度トンネルを抜け、館に至ります。 建物に辿り着くまでの動線は、極めて重要で、気持ちと期待感を高める演出が必要です。現代の小さな敷地では、なかなか余裕はありませんが、少しでも動線は長く取りたいと思います。 やがて屋根が見え、車寄せから入口へと導かれます。 2階は、パブリックな社交の場、3階がプライベートの諸室です。(残念ながら3階は、見れませんが) 3階の大きなベランダからは、遠く由比ガ浜の海が望め、リラックスした時間が過ごせたと思われます。屋根の架かる大きなベランダは、自然を感じる意味でも現代に生かしたいと思います。 近くの林には、大きなリス?も出現しました。