シカゴ・ミレニアム・パーク(2)
シカゴ・ミレニアム・パークに設置された屋外彫刻クラウド・ゲート(雲の門)です。イギリスの芸術家アニシ・カブーア作。ステンレスを磨いた球面体で、廻りの超高層建築と上手く対比されていて面白い作品でした。
人の大きさと比べてみてもかなり大きな物体であります。
ただ見るだけでなくて、触ってその中を通り抜けることにより、身近にこの作品を五感で感じることができます。
中は、潜れるようになっていて、写りこむ映像が歪んで面白いのであります。沢山の人達が集まって写真を撮っていました。
シカゴでは建物を建てる時に敷地の何%かを公共の広場とし、そこに屋外芸術を設置するという法律があるそうです。これによって街のあちらこちらに拡がりを感じる広場と現代アートが見受けられ、気持ちと空間のゆとりが感じられます。
なかなか良いアイデア。
日本も訳の解らない建築基準法で建物の高さや大きさを規制するのでは無く、法律でもっとシンプルにこのような縛りを作れば、効果的に街を活性化できるのにと思いました。