千川通りの家(T・O邸)-3
1階奥のギャラリースペースをエントランスから見たところ。
手前に受付・サービスカウンターがあり、その奥にギャラリースペースが拡がります。奥の部分は、天井高さ3mを確保。
床は、無垢アメリカンブラックチェリーのオイル仕上げ。
床は、昔から桜が一番と言われています。比較的柔らかく年数が経ってもささくれがおきず、素足に優しい材料です。
ここでは、基本土足ですが、パフォーマンスによっては素足もありかもしれません。
スクリーンは天井から降りてきますが150インチで、最新の映像システムを備え、7つのスピーカーによって大迫力の3D映像まで楽しめます。映像を用いた作品にも充分対応できますし、自作映画を上映することも可能です。
基本は、貸しギャラリーですので、床はフローリング、壁はクロス仕上げ。音の吸音は天井の吸音ボードで行い、遮音の為に壁は2重構造となっています。
ギャラリー奥には小窓を設け、隣地の桜並木が眺められるようにしました。
敷地が台形なので、そのまま建物も台形にし、音響的には有利な形となっています。
いろいろな使い方ができる建築主こだわりのギャラリースペースです。