安藤忠雄講演会・世界建築会議

この日曜日から東京で世界建築会議なる催しが始まりました。世界の建築家が東京に集まり、今を語りお互いの交流を深め、建築家としてこれからどうすべきか等を考え、述べるとともに、一般の方々にもこの大会を通して建築家の事をもっと知っていただこうというものです。 月曜日に、建築家安藤忠雄氏の公演がフォーラムAホールで催されました。 5000人入るホールは超満員で、聴講できない方も多くおられたとの事です。 今の日本は元気がない。これからはグローバル世界で建築家も生きていかないといけません。若い人はもっと「野心と野望」をもつようにせなあかんと言われていました。中国、韓国、台湾といった国々は、非常に元気があります。それら東南アジアの国々についていくと同時に日本のデザイン・技術を売り込む。そのためにも、小さい日本にしがみつかずにもっと世界に飛び出していく勇気が必要ですとの指摘でした。 もう60代後半の年齢ですが、あの元気さとエネルギーにはいつも勇気づけられます。常に刺激を自分に与え、社会に提案していく姿勢は見習いたいと思います。