平戸オランダ商館 1639年築造倉庫の再建

平戸のこの商館の建つあたりは、1609年にオランダ人が訪れ、それから長崎出島に移るまでの33年間はオランダ貿易港としては日本で唯一の場所であり賑わったそうです。長崎出島ではオランダ人はそこから出ることは許されませんでしたが、ここ平戸では、街を自由に歩いても何の問題もなかったようです。 この写真は、当初のオランダ商館の模様を伝えており、その後、日本で最初の石蔵建築物とされる商館ができたそうです。しかしながら僅かの年月で徳川幕府よりキリスト教布教の汚名で取り壊されました。 新しいこの商館は、昨年再建されたものです。 海に映える白い外観 荷物を吊り上げる滑車が入っています。 シンメトリーな簡素な外観形態が、とても印象に残る建物です。 シンプルでプロポーションが良い建物は、好きですね。