平戸 松浦史料博物館 素晴らしい階段アプローチ

平戸藩主松浦家の屋敷が松浦史料博物館として公開されています。 松浦と書いて「まつら」と呼ばれます。 この資料館、なかなかの充実した貴重な遺産が見られ、充分勉強させて頂きました。松浦氏は、鎌倉時代から幕末に至るまで時の流れを鋭く読み、時の勢いのある勢力にいつも付きながら時代を乗り越え、松浦藩を存続させてきたということです。膨大な美術品を見ても、その鋭い洞察力がわかるような気がしました。 で、この屋敷も内容もすばらしいのですが、この屋敷にいたる階段もなかなかイカしてます。 街の高台にあるので、まず大きな階段を登り、90度曲がってさらに登ります。 視界が開け、美しい石の壁が見えます。 更に90度折り返して門へと至ります。 段々になった瓦屋根・庇と漆喰壁と木壁のバランスが美しい。