代沢の家4-視界の拡がりと上部からの優しい光を感じるエントランス
敷地に限りがある建物ですが、外から一旦中に入った時に、拡がりを感じる建物にしたいといつも考えていまして、今回の計画では、エントランスホールと1階の書斎(和室)を視覚的に繋げ、奥の床の間に上部から光が注ぎこむプランとしま […]
代沢の家3竏苧Dしい光が注ぎこむ静かなリビング
落ち着きのある空間とはどんな場でしょうか。 庭との繫がりを重視した日本的な空間は、外が何よりも大切です。でも今回のように外部に対して閉ざされた敷地では、なかなかそこをつく事が難しい。今回は優しい光を上手く取り込んで、壁で […]
代沢の家2 敷地の高低差を利用にた立体的空間のある家
しばらく検討を重ね、大きな枠組みが出来たとき再度模型を作りました。 玄関の部分とアプローチの路地部分よりも奥の敷地が60cmほど高くなっていたので、その段差を利用して2階にもトイレを設け、複雑な高低差をつけながらも楽しい […]
代沢の家-1 旗竿敷地に建つ家族の集う家
新しい家が完成しましたので、このブログを通して紹介すると共に、いろいろ振り返りながら自分なりに考察していきたいと思います。 まず、建物にとって最も重要なのが敷地条件。道路はどの方位にあるのか、隣家との関係は、緑や視界の拡 […]
立体的な半外部デッキ空間 玉川高島屋
ここは、上から見ていると楽しいです。なんせ立体的に人が動いているのを見るのはこんな空間であればこそ。 京都のJR駅の膨大な人の動きには及びませんが、ダイナミックな空間は大きな規模の建築であればこそできるものです。
屋上緑化もここまできたら綺麗。玉川高島屋
20年ぶりぐらいで玉川高島屋に行きました。改修されてからは初めて。 ここの屋上とそれに繫がる半外部デッキがすぐれものです。 屋上庭園も、高い木が植わり、木陰ができてその中で老夫婦が本を読んだりしていて、なかなか地域に溶 […]
京都の伏見城の掘を想像させるガーデニング
日本の庭は、奥が深く、学ぶものはまだまだ沢山あります。 この石垣の手前には川を作り、やや高いところから水を落として滝とし、入口あたりはその水の音が心地よく聞こえます。 わずかな奥行きの中で遠近感を出して、拡がりを感じさせ […]
視界を遮ることで奥行きのある空間を想像させる通路
この通路ですが、壁は以前書きました焼き杉。 見通しがきくのですが、一度壁が出てきてわざと折れ曲がるように通路が設けられています。 ちょっとした事ですが、何だか先にある物への興味が沸き、ワクワクしますよね。 建築ってそのワ […]
竹の竪樋
屋根から雨を地上に落とす樋ですが、外壁に直に現れるのでその位置と形はいつも悩むところです。 その点、この竹の樋なんて何とお洒落でしょう。 自然素材は、見ていて美しく、溶け込みます。でも耐久年数が問題。 この竪樋ですが、毎 […]
尾形光琳屋敷の庭
こちらがお庭。 玄関から入り、外の縁側を歩いてまた中に入ります。 その縁側からは、美しくシンプルな庭が見えます。
表裏のある壁
この壁は、表-庭側と裏-通路側で仕上げがことなるのですが、どちらも美しく、それぞれの場にマッチした仕上げになっています。 こちらが庭側 こちらが通路側 一つの壁で2つの場を楽しめます。
90度折れ曲がる雨戸
雨戸は、日本建築にはなくてはならないものですが、雨戸をしまう戸袋はどうしてもデザイン上邪魔で、できる限り小さく見せたくない。・・・そんな思いは昔も今も変わらないのでしょう。ここの雨戸は、真直ぐ走ってきてコーナーで90 […]