東山温泉向瀧旅館2竏鋳ゥもやに映える建築郡
向瀧という看板が建物にマッチしています。これだけ大きな名前を建物の外壁に付けてそれがまた実に建物本体と違和感なく調和しているのは、デザイナー(棟梁)の力量か。
手前に流れる川の水は建物敷地内に流れ込み、池を通してまた川に戻ります。
複雑に絡み合っていますが、どれもが同じ自然素材で統一されているので、見ていて飽きないし、違和感がまったくありません。そのまま山に溶け込んでいく建築です。
何とも言えない落ち着きのある美しさ。現代建築ではこうはいかない。
この味は、美しく経年変化を重ねた歴史的建築だからこそできるものです。
これからも大切に残していきたい建築です。