鎌倉三大洋館の一つ古賀邸
鎌倉の三大洋館の一つ古賀邸。大正5年建設。三井財閥荘清次郎の別荘として建てられ、その後近衛文磨ら歴代総理の別荘としても使われていました。
なんと言っても玄関の門から見た姿が、イギリスの館のようでスケールが大きく、ガーンと心に訴えてきます。手前の芝の庭から次第に登り、ちょっとした丘の上に鎮座している姿は何ともいえないかっこ良さ。しかも背後には山を背負っています。素晴らしいロケーション。
近くに行きますと、正面左が円形の壁と屋根で、右はしっかりとした対称の切妻屋根。
何だか内部が想像できて楽しい外観です。
経年変化で趣きの出た木の外壁と白いサッシ。対比が美しい。
円形部分の2階の窓は出窓になっていて、陰影が出る外観になっています。