江戸東京建物園 小出邸玄関ポーチ
続きまして、建築家堀口捨巳の設計した小出邸。堀口がヨーロッパに遊学し帰国した直後1924年に設計した建物です。
この建物には日本伝統美とヨーロッパ西洋建築の良いところが混ざり合っていますが、今見ると、日本の柱・長押等で構成される建築美に改めて気付かされる秀作だと思います。
玄関ポーチは西洋風。壁で囲み、一つの間を作っています。
レンガ階段を数段登り、柱で囲まれたポーチは、何か家に帰ってきた安堵感が漂う場所なんです。
玄関には、腰掛があり、収納もあります。