建売住宅N計画4-隣家や敷地との関係から庭を作りこむ

建売でも、工夫によって庭をつくることができます。しかも猫の額ではない庭を。まず、隣地との境界に、柵をしたりコンクリートブロックの塀を設けるのをやめて敷地境界はあるものの、隣の家の壁までが庭のように見える工夫をします。 各住宅にはデッキを設け、光と風を確保し、目線にも注意を払いながらプランニングしていきます。 基本的に住宅は、隣家までの空間を有効に利用して昼間照明をつけないで済むように光の採り入れ口を作ります。 今世間で大いに言われている省エネは、見えないところで当然のように作りこみます。断熱性能を大幅に上げる。開口部には断熱サッシとLO-e断熱ガラス。通風・採光を考えた間取りをする。そこまでは当たり前。 そして余裕がある場合は、太陽光パネルとエネファーム、太陽光を利用した給湯システム、雨水利用の貯水タンク、地熱暖房や蓄熱暖房といった具合です。 設備は、見えないところでちゃんと動き、知らない間に省エネとなっている。 そして、住む人は意識する事無く、自分のワクワクする住まい方をする。 それが本当だと思いませんか?