アンドレアス・グルスキー展 写真の芸術
六本木の国立新美術館で開催中のアンドレアス・グルスキー展を見てきました。写真家の撮った写真なんですが、普通の写真では捉えられない不思議な視点からまるで人間の目で見るように風景を切り取ったもの、そこにある風景をコラージュして写真芸術の絵のような表現をもったものなど、とても感動しました。
バンコク市内を流れる河に写る一本の光を表現したバンコクという作品は、光の美しさについ惹かれつつ、河に浮かぶごみに目がいくとつい現実に戻って汚い河じゃ!と思考が現実と虚像の中をいったりきたりします。
北朝鮮のマスゲームでの余りにも整理整頓された人達を見ると、恐ろしくも感じます。
普通に見ている風景も、視点を変えるとここまで変わるかというところを作品を通して見せてもらいました。