ザ・ハーバーテイル展イン横浜
横浜人形の家で開催されていました、ザ・ハーバーテイル展に行ってきました。朝のNHKニュースで紹介されていまして、一コマ一コマを写真に撮り、それをつなぎ合わせてつくるアニメーションの作品紹介なんですが、実に楽しく、心に訴えかけてくる映像でした。とにかく一コマづつ撮るわけなんですが、その動作一つに全くの妥協が無く丁寧に作りこむので、とてつもない制作時間がかかっています。制作監督は、NHK「ニャッキ」というカラフルなイモムシを作った伊藤有壱氏。最先端CGの製作を続けていて、そのうち一コマ映像へと移行し、このハーバーテイルでは、そのCG技術とクラフトアニメーションを掛け合わせた新しい映像を作り上げています。最先端技術の中に手仕事のマンパワー的なアナログエネルギーが見える。何だか建築の世界にも共通しますよね。人は、やはりアナログといいますか、かけられた熱意というか力を五感で感じることができるのです。