青森ねぶたの家ワ・ラッセ

青森に出張したので、青森駅前にあるねぶたの家ワ・ラッセを見てきました。 こちら、白い雪の中に赤い鉄板のラインが映える建築です。ねぶたの歴史や祭りで使われた作品が展示されていて、とても楽しくみることが出来ました。 建物の設 […]

ザ・ローリングストーンズ イン東京ドーム

見てきました。聞いてきました。おっさん達のロックを! 70才を超える人達ですが、パワー全開。ミックジャガーなんて、ステージの上で踊って走って、歌いっぱなし。痩せてるし、スマートでお腹なんぞ、全く出ておりません。よほど日頃 […]

陰影をかみしめて受け入れる

谷崎純一郎の名著「陰翳礼讃」は建築を携わる人は皆読む本ですが、現代においてなかなかその世界を味わう家も少なくなってきました。 現在の住宅は、暗いのではなくて明るくという考えですので、暗い住宅を求める人はほとんどいません。 […]

襖の奥深い煌びやかさ

自然素材の木肌の色、つや、形状の美しさは、素材そのものを生かす日本の文化であります。勿論建築だけではなく、食の世界にも通用する世界観ですね。 そんな落ち着いた空間の中にいれられる襖は、それだけできらめく輝きを発するもので […]

経年変化を楽しむ錆壁

こちらの茶室は、壁に鉄粉がいれてあり、それが酸化することで、錆色になっています。 何とも言えない経年変化によってできる壁。 新築から年を数えるごとに趣がでてくるという何とも奥が深い壁ではありませんか。 書院の落とし掛けの […]

遠山邸大広間床の間

これが遠山邸の中棟大広間の床の間です。 まず、あまり今では見られない壁に目がいきます。 本霞というもの。左官仕上げですね。赤褐色の色が何とも言えません。 床柱は、有名な京都北山の北山杉の絞り丸太。 始めのうちはちょっと白 […]

遠山邸美しい桐の天井

大広間の床の間廻りです。 ここでは天井の美しさに目が行きました。 これは桐板天井 桐はとても好きな材料でして、我が家など床も桐、天井にも桐板を貼っています。何といいましても、木の目がまっすぐでくせが無く、色も白く、柔らか […]

遠山邸 おさ欄間の美しい縁

遠山邸の内部へと入って行きます。 18畳の大広間からは美しい庭園が見られます。 ぱっと見て、綺麗だなーと感じたのは、まずは縁の欄間のデザイン。 大きな開口部の上を美しく飾る。 欄間の中で細い桟が縦に細かく組まれたものをお […]

遠山邸 東棟18畳の田舎風居間

東棟は、表玄関から入ってすぐの棟ですが、大きな台所、土間、内玄関そして18畳の大きな居間から構成されます。18畳居間の畳は無縁畳で、囲炉裏がきられ、外観も茅葺屋根をもつ、豪農の趣。 表玄関の両側にある8畳。格子も太く、力 […]

しなる竹に想いを重ねて

昨日の雪はけっこう降りました。何十年ぶりの大雪です。庭には竹が植えてありますが、その竹も雪の重みでこんなに曲がっています。 ぐぐっと耐えて、雪の止むのを待ちます。 上お葉はすでに地面に着いていますが、強靭なバネで折れませ […]

遠山記念館 邸宅 2年7か月を費やした木造建築

遠山邸です。日興証券の創立者遠山元一が建てた邸宅。 西・東・中棟の3つの棟からなる家で、昭和8年縲鰀11年まで工事を行いました。 3つの棟はそれぞれ趣が異なり、今では使えないような多種多様な銘木が使われ、木を学ぶ教科書の […]

桶川の家5 床の防音

木造建築は、コンクリートや鉄骨造の建築に比べて音が通ると言いますか、遮音性能は劣ります。言い換えれば、家族の気配が伝わりやすい家ということですがね。 完全遮音の家よりも、家族の気配が何となく伝わるぐらいが緩くて良いかなー […]