鉄平石を壁として積むデザイン
今計画中の家では鉄平石を積んで、陰影のある壁にする予定です。
諏訪にはいくつか塀としてまた建築の外壁として用いられたものがあるので見学しました。
どれも素晴らしい出来具合。
参考にしながらベストの積み方をこれから研究していきます。
地球の一部である石を用いるわけですから慎重にかつ大胆につかっていきたいと考えています。
この塀は40年近く経っているそうですが、まったくそんな感じはしません。
経年変化によってさらに味わいが増しています。
自然素材はやっぱり凄い。
良く見る門の壁は石の小口を重ねただけのものがほとんどですが、このように平の部分も混ぜながら積みます。こうすると、柔らかさというか、優しさがでてきますよね。職人さんのセンスが相当よくないとできません。
そこがまたねらい目なんですよ。