直島家プロジェクト 安藤ミュージアムと角屋
引き続き直島家プロジェクトと中の安藤ミュージアムです。
こちらも古い民家のアートによる再生ですが、建築家安藤忠雄のミュージアムということで安藤さんのいろいろな作品が展示されていると共に、家自体がミュージアムとなっているたてものです。
木造の中にコンクリートのボックスがはめ込まれ、いろいろな光を感じながら展示物を見、光を感じるというもの。文章で書くとあ、そうかと思いますが、そもそも木造の中にコンクリリートのボックスが入っていることが不思議でしょう?実は一旦木造の家屋を解体し、コンクリートで中身の空間を作り再び外部と屋根を組み立てて造ったのです。イタリアの美術館など、歴史的建造物の外観を残しながらその中にコンクリート打ち放し空間を創ってきた安藤さんならではの家といえます。
こちらは、角屋
家屋は200年前のもの。1998年家プロジェクトの初めのアートです。
中には水盤があり、その中にデジタル数字がいろいろなスピードでカウンターを繰り返す作品。作家は宮島達男氏。いろいろな数字のスピードは、村の人がそれぞれに意味することを考えて仕込んだもので、住民参加型のアートの走りではないでしょうか。