遠藤新 自由学園女子部体育館 天井の高低差で囲まれた空間をつくる

これが体育館の内部空間 体操する部分は天井が高く、廻りは低く抑えられ、それが庭への開口部とつながります。 ふんわりと囲まれた空気の中での運動は気持ち良さそう。 半円形にして、内部から庭を見たとき、内部と外部が本当に繋がっていて、そのまま外に飛び出していきたくなる人の心理を呼んだものだと思います。 再び戻って女子部食堂との間の廊下。 ここには黒板があって、綺麗な言葉が書かれていました。 学習していて思いついたり、友人と議論したり。そんな環境を自然に作り出すのも建築の力です。