銀座ミキモトビル 昼の顔
お昼に時間がとれたので、再びミキモトを見てきました。
今次々と建替えられる銀座通りの建物は、俺が俺がと出しゃばる建築ばかり。通りを歩いていても煌びやかな事はわかりますが、どのビルもそうなので、何をやっても目立たないというか、目を引かないものになっています。それぞれの建築技術はそれはもう涙なしには語れない設計段階での検討の結果なのですが、その苦労があまり感じない寂しい結果になっています。
もっとシンプルに、感じよくできないものかと思いますが、銀座という場所では、なかなか難しいものなんです。
このミキモトビルのように、形は本当にシンプルなんですが、どこか人を引きつけるような建築が本物なんだと思います。今日はクリスマスイブ。大きなツリーは輝きを増すでしょう。