早稲田大学大隈記念講堂 階段に注ぐ黄色い光
内部に入り、小さなホワイエがあります。1階席にはそのままストレートに扉を開けて入りますが、2階へはこの美しい階段を昇ることになります。
階段室には黄色いステンドが貼られた開口部が上部にあり、そこからの黄色い光が階段室を暖かく包み込んでいました。
この階段は、非常に手間をかけてデザインされています。
円形の開口部、階段の仕上げと色の工夫。天井の白い塗装と、壁のベージュの石、そして壁、天井をすっきり分けるライン。
きちんとした構成の中に、落ちる光の影。なかなか気持良い空間です。
階段の先端部は、濃いブラウンのタイル。そして踏面は、ベージュのモザイクタイルです。
2階のホワイエ
大きな丸い開口部はそのまま外壁エントランス部分のシンボルにもなっています。