早稲田大学大熊記念講堂 宇宙の調和を表現した楕円形のトップライト
いよいよ講堂の内部です。
入ってまず目に飛び込んでくるのが、天井の楕円形のトップライト。
その楕円の中は中央に太陽を意味し、その周りに三日月が配置され、その周りに9の星をあしらっています。天井全体が宇宙であり、楕円が太陽系という具合です。トップライトは外界に開き、これで講堂のうちと外の融和を表していると言われています。
今回新しく耐震補強と内装リニューアルが行われ、綺麗によみがえりました。
空調の吹き出し口は椅子の背もたれの後ろにスリットとして設けられています。
今年のブログは今日が最後。この1年もいろいろ建築に関して感じた事を勝手に思いつくまま書いてきました。来年もまたいろいろな所に出かけ、建築空間を体感し、その感じた部分を書いていきたいと思います。
読んで頂いた皆様には感謝です。
良いお年をお迎えください。