日本民芸館 文字の美 を見る

民芸館創設者 柳宗悦が独自の目で集めた書の展示がされています。 既成の価値観や習慣にとらわれない文字はそれ自体が美。技巧にこだわり長けている文字ではなく、美に深まる文字が美しいと宗悦は伝えています。 無の境地といいますか、自我を消した文字。そこに見る人の心が動かされるのだと感じました。建築も同じこと。設計者の自我を超えたとき、美をもたらす建築ができるのでしょう。