建物の外部足場がとれる喜び

大きい建築であれ小さい建築であれ、工事で使われていた外部足場が外され、その建物の全体像が見える瞬間は、設計者としては大変な喜びと同時に緊張感が走る瞬間でもあります。沢山の図面を書き、検討を重ね、色も迷いながら決め、自分の頭の中では出来上がっている外観も、いざ外部足場を外し世間にお披露目するときは、本当にうまくいっているのかどうかいつもドキドキです。 青森県のむつ市での建物も足場の解体の日がきました。 当日はひどい嵐。雪もしっかり降っていましたが、その氷点下の中、鳶さん達は黙々と仕事をしていました。 本筋からは外れますが、頭が下がる想いです。 次の日はうって変わって珍しい晴れ 白い外観に光があたって輝いて見えました。