東京都市大学建築100人展 上野の森美術館
東京都市大学と言いましても慣れないので武蔵工業大学と言いますが、この武工大学出身者の建築家100人の展示会が上野の森美術館で開催され、連日200人を超えるお客様で賑わいました。私もパネル2枚を展示しました。
建築家が日頃何を生業としてやっているかを公にアピールすることは大切でして、できるだけ多くの人に建築家の仕事を理解してもらいたいと思います。海外に比べてまだまだ建築家の地位は低いのですが、昨今の国立競技場問題を含め、少しづつその存在感が出てきたようにも感じます。
一つのものを設計するには膨大な時間と、めくるめく思想の整理が必要で、必死に考えたものほど人々に訴える力がありますし、そんな力ある建物を目指して皆頑張っています。
とにかく街は建築で埋められていくわけで、一生懸命考えしかも遊び心を込めた建物が多いほど街は豊かになり、楽しいものへと変わっていくわけで建築家の社会的責任は非常に重いと考えます。
今年も残すことわずかですが、、多くの先輩、後輩の手掛けた建築を見て今年の反省を含め来年に向けてまた新しい挑戦をしていこうと思いました。
上野公園の入り口西郷さんの銅像近くにある上野の森美術館です。
オレンジの帯の2枚が私の作品パネル