今読んでいる本2 アマン伝説
今読んでいる本の2冊目は山口由美さん著作のアマン伝説。今世界中にあるプライベートビラスタイルの客室、アジア的なインテリア、自然と一つになるような景色抜群のテラス、その形態を最初に手掛けたのがアマンホテルのアマンプリ。まったく宣伝をしないで、世界の富裕層の口コミから拡がったアマンの世界はどのように造られていったのか。そのあたりの話や、インフィニティ―プールの生みの親でもあるジェフリーバワとの関係が解る本です。
気持ち良さを追求するとどこまでいくのか?その答えのひとつがアマンのホテルでありそのサービスだと思います。
気持ち良い空間を作るには、その空気感を学ばないといけませんよね。
また山口さんは、「帝国ホテルライト館の謎」も書かれていて、それはとても興味深いお話でした。
今フランクロイドライトの帝国ホテルがあの日比谷に残っていればどれだけ帝国ホテルの価値が世界的に上がっていたか想像しますと、壊すなんてありえないと思ってしまいますが、漏水だらけの帝国ホテルをそのまま営業できたのか?ホテルという機能を持ちながら改修に次ぐ改修ができたのか等々考えさせられました。