加賀屋 行き届いたエンターテイメントの空間

前から行ってみたかった能登の和倉温泉加賀屋に行きました。サービスでは他の追随を許さないおもてなしの宿。おもてなしの建築とははたしてどんなものか。 瓦屋根の門がお迎え 広い車寄せです。駅からは大型バスがお出迎え。大きな玄関とホールがすべてのお客様を引き受けます。 玄関入りまして広いロビーの先は七尾西湾の静かな海がお出迎え。内海なので、波は少なく、いつも穏やかな海です。遠く能登方向まで見通せる絶好のロケーションに建っています。 こちらで、部屋までの案内を待ちます。 お琴の演奏もあり。待ち時間を退屈させません。非日常感があり、心がわくわくしてきます。 通路を通りましてお部屋に向かいます。 ここからはまた別世界。赤い絨毯。そして和風のインテリア。 水が流れる中を進みます。両側は、お土産屋さん。能登のほとんどの名産品がここで揃います。小さな路地を散策するような楽しさがここにはあります。おみやげ屋さん巡りも楽しみのひとつ そして大きな吹抜けのあるメインのホールにでます。 まさに温泉街ならではのワクワク感満載のインテリア。 トップライトからは明るい光が差し込み、インテリアの材質もきらびやか。 円形の腰かけブースがあり、そこに座りますと、子供心に戻るような感じがします。 木をふんだんに使っているので、いろいろな造形があるんですが、決してけばけばしい感じは無く、むしろ心が躍る気がします。まさに都会のホテルでは味わえないエンターテイメントの非日常空間。 吹抜けに飛び出した和の小屋 本物の材料がふんだんに用いられています。偽物ではない本物の力が人は感じることができるのでしょうね。 ここでは、外に出ることなく、加賀屋さんの中に居ながら様々な楽しい娯楽空間を味わえ、多種多様な生の公演も体験できます。 考えつくされた娯楽の館ではないでしょうか。