弘前市 旧藤田家別邸洋館 ガラス開口で覆われた明るいテラス
さて、中に入ります。広いリビングには暖炉スペースや、出窓の応接スペースもありますが、何と言いましても庭に対して沢山のガラス窓を設けてあるテラスが気持ち良いのです。リビングとテラスは、しっかりとデザインされた開口部が仕切っています。半円のガラス窓もまた美しい。弘前ですので、当然冬は寒いわけでして、その季節にはこのテラスが緩衝地帯となるわけです。
大きなリビングからテラス方向を見たもの。
半円形の窓が綺麗でしょう。
テラスに出ますとこんな感じで、外壁が2重にあるようです。というかこのテラスは、半外部的扱い
腰壁から床にかけては、白い美しいタイルが貼られています。
綺麗な開口部が並びます。
太い柱は円柱。やはりここは外部のような内部
今はレストランとなっている部屋から見たところ。窓から入る光が、床のタイルや壁に反射してこのテラス全体を光の部屋に変えます。なかなか良く考えられていますよね。
壁が重なって外部と繋がる感じ
外から見ましても、この丸い柱が象徴的で、デザインの要となっています。