ストックホルム市庁舎 宇宙を表す小屋組みが見事な議場
さて、この建物の中心というべき議場です。
この部屋に入った瞬間にその華やかさと威厳に満ちたデザインに圧倒されます。
天井は、その高さがよくわからないような色合いがなされ、木の小屋組みがそのまま化粧として表現されています。
まるで、天空、宇宙の元で、議会が行われるような感じです。
両サイドの傍聴席は、非常に高いところに設けられ、市民が議会をしっかり見届けるような感じ
議長の後ろには天蓋があります。この天蓋は、多くの議員から不要説がでたのですが、ラグナル・エストベリはどうしてもこの議場の中心そして劇場風のイメージの中で必要だと考えており、音響効果があるということで、説得したとされています。
空調は見せないように、木の造作壁の中に収納。徹底したデザインの追求です。
窓は、議員の後ろ側にあり、その窓からは、ストックホルムの街並みが見えます。多くの市民の気持ちを背負いながら議会を行うという意味が込められているそうです。
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