グンナール・アスプルンド ストックホルム市立図書館 新古典主義の建築

四角い箱の上にドーンと飛び出した円柱の筒。この単純な外観からは想像を超えた内部が作り出されているストックホルム市立図書館。通りに面していかにも対称形を成すという感じですが、都市と軸からはわずかにズレを作り、街を歩く人が無意識に公園の緑に視線がいくように工夫されています。 道路からは、いきなり階段が始まり、建物の扉を開けてもその先にまた直の階段。こうすることで高翔感が生まれます。 赤褐色の外観が青い空にそびえます。 玄関は、エジプト風。外壁にはレリーフが刻まれます。 内部に入ってさらに階段 ここを昇ると、丸い図書館スペースが目の前に現れるという感動空間