京都の世界遺産高山寺 静かな高台から紅葉を楽しむ
京都栂尾山にある世界遺産高山寺。街の喧騒から外れて、静かな佇まいの中にあります。高山寺と聞いて有名なのは、平安・鎌倉時代に描かれた4巻からなる鳥獣戯画ですが、ここには国宝石水院があります。高山寺を開いた明恵上人時代からいろいろな機能、役割を経て、今の伝える建物で、現在のは明治に住宅様式に改変されたもの。
石水院の門を入ります。
入り口入りまして、渡り廊下を渡ると、そこに石水院があります。
今は北側から入ります。正面は西
まずは、その建物西側に造られた廂(ひさし)の間
板敷きの上に置かれているのは善財童子の像
向こう側に開ける紅葉、そして室内の影。美しい対比です。
西側の開口部は、扉が吊り上げ式となっている蔀戸(しとみど)という扉が入ります。正面には菱形の格子戸。その上部には蟇股(かえるまた)と呼ばれる繋ぎ材が見えます。