ノルウェー木造の世界遺産ブリッゲン(1) 狭い通路の奥に拡がる広場

ブリッゲンは、歩く通路が狭く、しかも2,3階建てなのでその迫る壁と空のスリットのある通路空間が魅力的です。通路もただ真っ直ぐなだけではなくて、所々に床段差があり、階段が現れたり、バルコニー状になっていたりと歩いていて飽きません。勿論機能最優先で作られたのでしょうが、経年変化と使い勝手の関係から今の姿になったのでしょう。全てが同じ素材でできていて、しかもそれが経年変化を楽しめる生きた木だからこそ、五感に訴えかけるのでしょうね。 途中には少し広くなったところもあり、狭いところから視界が開けるので、これがまたホッとするというか、感動します。 奥に進むと広場が現れます。 広場の更に奥の通路を進みますと、そこに空天井のレストランがあったりと、冒険心を揺さぶります。