水戸市立西部図書館 蓮の花が咲いたような配置の図書館
水戸に行った帰りに水戸市立西部図書館に寄りました。前々から行きたいと思っていた図書館。中心性、対称の形態、建物をぐるりと廻る廻廊、円形の図書館内部がはたしてどのような感じなのかを体感してきました。設計は新井千秋氏。私が大学時代に建築を学んだ先生です。新井先生のお蔭で建築の楽しさ、面白さ、深さを学ぶことができました。その恩師の作品で、吉田五十八賞も受けた建築です。
大きな前面広場に中心の丸い図書室。その廻りを分節された、集会室や、子供図書室、学習室などが囲むプラン。
楕円の廻廊がその廻りを廻り、公園としての領域を視覚化しています。
正面外観
中心建物の最上部の円形の壁にはスリットが入り、太陽の光を受けて、全面の芝生にスリットの影を落とします。
分節された諸室
そして廻廊