鉄の芸術家BOCO小林秀幹のシャンデリア

群馬の水上で工事していた別荘がようやく完成しました。昨年の4月に着工。しかしながら積雪が毎年3mを軽く超える冬の間は職人さんが現場までたどり着かないので、現場は休まざるをえません。そして雪解けと同時に工事再開し、ここにきて完成しました。外構工事が多少残っていますが、それもあと2か月で終わります。設計段階では構造設計者、設備設計者とのコラボレーションから始まり、現場では現場監督を中心に、設備・電気の工事屋さんをはじめ多くの職人さんや芸術家、インテリアコーディネーターの手を借りて完成するわけです。 いつも完成したとき、感動すると同時に、建物はお施主様に引き渡されるので、お別れとなる寂しさがあります。大量生産は決してできない、一品物の建築。 その多くの魂が宿る建築は、やはり良い気が流れます。 さて、話は戻り今回の建物にも鉄の芸術家であるBOCOの小林さんに協力してもらいました。作ってもらったのは大空間のリビング・ダイニングに吊るすシャンデリア。 ダークブラウンを主体としたシックなインテリアに鉄の力強いシャンデリアは、空間にしっかりなじんでいて、もうこれしかない!というはまり具合です。 外観。シャンデリアが見えます。 大きなシャンデリアは、リビングに。それと少し小ぶりのシャンデリア2台をダイニングの上に吊るしました。